雑音

かべうちの雑記 / 絵はほぼ版権 / 閲覧非推奨

昨日、久々のフォロワーと電話した。電話ができるようになった。

 

鬱状態が極まると、朝窓から光がさすこととか、憂鬱で仕方ないのにお腹はすくこととか、心配されることにすら腹が立ったりして「この世のみんなが自分のことを忘れてくれたらいいのに」とか思ったりする。

 

小さい頃、生まれ変わったらクリオネになりたいとずっと思っていた。社会は「好きに生きろ」「己を愛せ」とか言う割に、資本社会から外れる方法は提示してくれないし、自由に死ぬ権利も与えてくれない。人は生きるにも死ぬにもとにかくお金がかかる生き物だ。

思えば目指せば叶えられる夢なんて持ったことがない。覚えてないくらい昔、「なんで自分はデジタルワールドに行けないんだ」と親の前で大泣きしたことがあるらしい。まあアホらしいとか夢見がちといえばそれまでだが、とにかくずっと飛べない鳥みたいな心地で生きてる。次生まれるなら人間じゃないやつがいい。

親を悲しませないように、もっと非力だった昔の自分を見返せるように、周りに迷惑かけないように、できるだけ自分に負担をかけないように道を選ぶだけで精一杯だ。何が苦しいとかは口ではうまく説明できない。でもそれを抱えてるから今の自分がいると思う。自分で掘り出してきた感性はとても邪魔だけど誇りはある。それまでにいろんなことに傷ついてきたしいろんな人に助けられたこともちゃんと知っている。

 

だから心配しなくても逃げたりしねえよとヘラヘラ笑えるのはひと段落ついてきた証拠だと思う。足掻いてやろうと思える。明日もヘラヘラした顔でバイトに行く。


<補足>

そういえばその電話の際、パラライの説明をする流れになって、「ヒプマイがポケモンリーグならパラライはオリンピック」と説明した。結構いい線いってると思う。