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昨日ふと気づいて 今まで文字にしようとか考えたことなかったんだけど
毛抜きが好きだ
朝礼中 体育の授業中 体育座りがあまりに暇すぎて
膝の上をつまんでたのが多分始まりだ
あと自分は逆まつげがあるので定期的に目の周りは毛抜きで間引く必要がある
小さい頃から腕にあるヒキガエルみたいな脂肪の凹凸とかも
血が出るまでよくいじっていた
父親は耳に毛が生える人だったので
昔から身だしなみとして自分で抜いていたらしいけど
物心ついた時にはそれは私の仕事になっていた
父は毎度喜んでくれて抜け毛を母親に自慢しに行っていた 変な家だ
千切れず綺麗につまめた時に細い穴から
棒状の脂とか毛になりきれてない組織とかが
スッと出てくる感じがなんとも言えない快感がある
何に似てるかなあれ テトリスで全消しした時の気分に近い気がする
毛抜きは美容に良くないですよ〜とかよくネットに書いてあるけど
見える部分を一番丁寧に簡単に処理しようと思うと
どうしてもこれにたどり着く
何よりコストゼロで出来てこれに代わる快感はなかなか見つかるものではない
とか 言葉にするとマジでどうでもいいんだけど
モチベーションに関係なく感じられて心底中身が無くて心地いい出来事をいくつか持っておくと
生きることのハードルが少し下がる気がする
という忘却録でした