ピアスを開ける。タトゥーを入れる。手首を切る。
どれもなんとなく似てる気がする。痛くて、痕が残り続けて、その人それぞれによってその意味・その深さが大きく変わる行為だと思う。
去年の冬から右耳たぶの穴を少しずつ拡張してて、今月に入ってようやく0Gが安定してきた。推しの真似をして揃えたピアス位置の見た目を崩すためだ。毎日変化する皮膚の調子を見守るのは花を育てるのにも似ていて少し楽しくもあり、同時に本当に発想が気持ち悪いなと思う。
憧れて、追いかけて、追い越して。北極星の周りを宇宙のチリみたいに燃えながら廻り続ける。